渋谷ではたらくゲームプロデューサーのブログ

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あなたが退職しても代わりは誰でもいるよ?という話

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この前、はてなダイアリーで公開された1つの記事がバズっていました。

anond.hatelabo.jp

 

正直にいうと、自分は自称会社にとって必要不可欠な人材です。笑

ただこの記事を呼んで、

かつ最近身近にあった出来事を振り返ってみると、

組織にとっての必要不可欠とはなんだろう、と考えさせられますし、

組織にとっての人の重要性とはこんなもんなのかな?と思います。

 

今回は上記の記事に触発され、

考えてみると自分の身の回りにもそのようなことはあったなーと

思ったのでそれを記事にしたいと思います。

 

自分は14年新卒で会社に入社したのですが

その翌年、今までに例を見ないくらいに

期待された15年新卒入社の1人が配属されてきました。

 

彼は配属初期からコンペで優勝したり、

プロジェクトの責任者を早々任されるなど

期待通りの活躍を見せていました。

 

外見も良く、堂々としており自身の業務外の取り組みである

採用業務にも駆り出され、全社的に活躍をしている方でした。

 

ただその期待の新人である彼が突然、会社に来なくなりました。

 

しかし、彼が来なくなった理由等の共有はなく

社内は暗黙の了解のように彼に対しての話題はしなくなっていました。

 

彼のいた部署も何かしらの業務が滞るかなーと見ていたのですが

端から見ると、なんの滞りもなく業務が進行しています。

 

彼は優秀だったので自分がいなくても業務が回るよう

自分の業務内容をしっかりと共有していたようです。

みんなが彼の業務を分け合ってしっかりとこなしていく。

 

1週間も経たずに彼の組織に対するバリューは消え去っていました。

 

やっぱりある程度成熟した組織にいる限り

行っている業務内容は一定の値を出ないわけですし、

未成熟な組織もやがて仕組み化され個人が発揮できるバリューは陳腐化していく。

仕事において、よほどのプロフェッショナルでない限り

「この人じゃなきゃいけない」なんてことはなく代わりはいくらでもいる。

 

組織で働く人でなくても同様だと思います。

例えばブロガーでもどれだけバズる記事を書き、

検索流入が多く、たくさんのフォロワーに支持されていたとしても、

その人がインターネット上から姿を消して絶対に困るという人はいない。

必ず別の同質の情報がネット上には転がっているし、

似たような人物がまたネット上に現れる。

 

この人にしかできないっていうものは本当にごく僅かだと思います。

 

ただそれでも仕事において本当は存在しないのかもしれない

自分だけにしかできない価値を追い求めていきたいよね?

っていうポエムのような備忘録でした。笑