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渋谷ではたらくゲームプロデューサーのブログ

渋谷で働くゲームプロデューサーのブログです

入社1年目で5000万の赤字を出した話

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どうもゲープロです。

すでに4月の終わりを迎え、新卒で入社された方の多くは研修を終えて自分の担当部署へ配属がされている頃だと思います。

※もちろん1年近く研修を行っている企業もあります。

 

自分の事業部にも新卒が配属され、働きぶりを見るたびに

新卒の頃を思い出してきたので今回は自分の新卒配属時の苦い思い出を備忘録として書きたいと思います。

自称優秀な新卒

自分で言うのはちょっとあれですが、

当時自分は内定者の頃からアルバイトとして入り、若干ですが成果も出し

そのまま新卒として入社しました。

当時の自分は少なくとも同期入社奴らには負けないし、その他のベンチャー企業の人たちなんて目にもくれなかった。

その自身に比例するかのように

周りから新卒の中でも特に期待され、入社早々昇進・役職をいただいていました。

その役職の責任範囲内でも容易に半年ほどで成果を出し、さらなるチャレンジの機会をいただきました。

 

自らの要望によるチャレンジ

新卒1年目の7月に自分は所属事業部のシステムを応用しての新サービスを責任者としてやらせて欲しいと当時、役職レイヤーが3つ上の事業責任者に直接要望しました。

結果はYES.

責任者もその事業を考えており、要求はすんなり通りました。

初期投資額はおよそ6000万、約3か月でのサービスリリースを目標に始動し、順調にプロジェクトは進行していきました。

それと並行し、成果を出していないにも関わらず同期や市場と比較し

給料は爆上がり、自分の中に何か無敵感のようなものがありました。

 

事業のリリース、そして失敗

そしてリリース。

その時のチームとして何かを成し遂げた高揚感、責任者としてリリースをしたという事実は今でも忘れられず、自信にもなっています。

が、当時はそう思うこともできませんでした。

サービス自体、初速は良かったのですが、3日もしたらサービスの調子も

目に見えるほど落ちてきました。

自分は焦りました。プロモーションも想定目標より上振れ、うまくいっていたし

システムも当時の成功例を参考にし、少なくとも失敗はしないだろうという自負がありました。成功しか想像していなかった自分は、俗に言う、目の前が真っ暗な状態になり、責任者としての自覚はなくなり、自らの意思は消失、

そこからは様々な人の意見を鵜呑みにして動くという社会人・ビジネスマンとして情けない動きになりました。

 

結局その自分の意思のない打開策の効果は出ず、

リリース初月は1000万円ほどの赤字となりました。

 

そして2か月後、プロジェクトの人員削減に踏み切りました。

もともとの想定していた人員は少数精鋭での構成となっており、そこから一人でも抜いたら、プロジェクトが回らないという状況から3人削減。

自然と労働時間も増えていき、2週間ほど会社に缶詰状態になった時もありました。

ただその努力も黒時転化には繋がらず、

リリースから4か月後、自らプロジェクトを閉じさせて欲しいという要望を上司に提案しました。

結果はYES.

わずかリリース4か月での撤退となった。

その際の総赤字額は5000万、過去新卒に事業を任せるという例はありましたが

ここまでの赤字額は過去最高レベルでした。

自分の中にあった自信は崩壊しました。

 

その後

プロジェクト撤退後、役職は降格。

少なくとも1か月は無気力に業務を遂行していました。

周りからは失敗をした新卒という烙印が押され、

会社の赤字をどうするんだという陰口が囁かれていました。

その時に入ってきたのが一個下の内定者。

まだ正式に入社はしておらずアルバイトという形だった。

その内定者はとにかく仕事ができなかった。ただ元気があった。

その後輩と飲んでいた時に急に言われた。

「5000万がなんなんだ」と。

今になって聞いてみると、その当時彼は頭が悪すぎて

5000万の大きさもわからず言ってしまったと言っていたが、確かにそうだ。

また取り返せばいいのだ。

そこからはまた仕事に奔走した。徐々に成果が出てきた。

 

そして今、自分は4年目を迎え、

当時の事業責任者よりも4年早くそこのポジションにつかせていただいている。

 

ただの思い出語りかつ、まとまりのないエントリになってしまったが

新卒の方々はメールの書き方、ビジネスマナー、資料の作り方等、

些細な失敗で叱られ、辟易しているかもしれない。

たったそれだけのミスなんてミスの中に入らない。

それでもそのミスに落ち込むようであれば、

今回記載した自分のミスを見て笑ってほしい。

そして数年後の成長した自分から後輩へしっかりと言ってほしい。

「そんなミス、大したことないよ」と。