LINEマンガを運営する「メディアドゥ」の決算すごすぎ。出版業界大丈夫か、これ。
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3周年を迎えたLINEマンガ。
LINEマンガ、3年も運営されているんですね・・・すごい・・・。
運営がLINE株式会社だと勘違いされている方もけっこういらっしゃると思いますが
運営会社は「メディアドゥ」という電子書籍業界の老舗。
4/7にその「メディアドゥ」の2016年2月期決算が発表されました。
LINEマンガとは
知ってる人もいると思いますが 、少し説明を。
LINEマンガとはLINE内でマンガを楽しめる書籍閲覧アプリのことで、
閲覧できるマンガの種類も豊富です。
LINEマンガの閲覧方法は「有料書籍」「無料連載」「立ち読み」の3種類となります。
有料書籍
実際に本として販売されているマンガのことで、
作品によって差はありますが概ね200円~500円のレートで販売されています。
コミックス1巻分を読むことが可能です。
無料連載
Lineマンガの有料書籍で販売している
作品の中からエピソードごとにピックアップして、
1話ごとにストリーミング方式で提供しているマンガです。
無料連載の中にはビックタイトルなども含まれ、曜日ごとにマンガが更新されます。
立ち読み
無料で閲覧できるマンガです。
1話ごとに連載される無料連載とは違い、数ページだけの閲覧となります。
App storeランキング
こちらは3月のApp storeランキングですが
トップセールスランキングは50位以下に落ちたことがない!
売上にすると毎月5億くらいは売り上げているレベル。もっと売れてるかな?
しかもゲームしか基本的にランクインしない、
トップセールスランキングでこの結果。3年で培ってきた運用力がすばらしい。
トップセールスランキングにランクインしている電子マンガアプリ2~3位の
マンガボックスが100位くらいだから、かなり圧倒的な地位を確立している。
メディアドゥの業績
年間で110億!?
しかも前々期比39%の高成長率で、利益もしっかりと出てる。。。
ビジネスモデルは違うけど、競合であるcomicoは4億の赤字らしいし
電子書籍はLINEマンガのモデルがいいのかな・・・?
決算発表を見るに
今後はLINEマンガ等のアライアンス事業のほかに
電子書籍図書館や海外展開等、次の仕込みも堅実に行っているし、
メディアドゥの今後もけっこう明るいんじゃないかな?
3大マンガ出版社がこぞってマンガアプリを出しているが
とりあえず言いたいのは、
出版業界大丈夫か?ということ。